建設キャリアアップシステムとは
建設キャリアアップシステムとは?
国土交通省が2019年4月より実施してる制度で、
①建設業の担い手を確保すること
②現場の管理を効率化すること
を目的としています。
使い方をわかりやすくお伝えしますと。
①
まず、建設会社と技能者(現場に行く従業員)がシステムに必要情報を登録します。
※登録の順番は建設会社→技能者の順番です
登録はスマホやパソコンからのインターネット申請と
対面申請から選ぶことができます。
②
技能者にそれぞれ自分専用のICカードが交付されます。
※
後に「レベルアップ申請」をすることにより、経験や保有資格に応じてカードの色が4段階に変わって行き、技能者のスキルが客観的に評価されます。
③
元請け会社は現場にICカードリーダーを用意します。
ICカードリーダーはAmazon等で購入可能です。
④
このICカードを、現場に入場する際にカードリーダーで読み取りします。
そうすることによって勤怠管理が行われ、
技能者としての経験がデータとして蓄積されていきます。
例えば、いつ? どの現場で、どんな立場で、何日間就業したのかというデータです。
また、あらかじめ社会保険の加入状況や、保有資格、表彰の履歴などの情報を登録しておくことで、
元請業者側でそれを閲覧し、管理することができるようになります。